METHODOLOGY
シミュレーターの考え方
WELTA 経営インパクト・シミュレーターが、何を示し、何を示さないのかをご説明します。結果を正しくご活用いただくために、はじめにお読みください。
位置づけ:仮定に基づく感度分析
本シミュレーターは、 「就業中パフォーマンスが全社員平均で1パーセントポイント変化した場合、 人件費換算でどの程度の規模になるか」を示す感度分析です。感度分析には1・3・5ポイントの3つの仮定のみを用います。
これは仮定上の規模感を確認するためのものであり、御社の現在のプレゼンティーズム損失率や損失額を 推定・測定するものではありません。現在の損失率を自動的に推定する係数も使用していません。
また、本シミュレーターは医療診断・疾病診断ではなく、法定ストレスチェックにも該当しません。 個人の健康状態を評価・判定する機能は一切含まれていません。
計算の考え方
入力いただいた従業員数・1人当たり年間総人件費・年間所定労働日数から年間総人件費を求め、 その1%・3%・5%に相当する金額を「Nポイント変化時の人件費換算規模」として表示します。
健康理由による年間平均欠勤日数を把握されている場合は、 欠勤分の人件費換算参考額を併せて算定し、感度分析には 就業日補正(所定労働日数から欠勤日数を差し引く補正)を適用します。 未把握の場合は補正を行わず、その旨を結果画面に明示します。
最も気になる健康課題の選択は、結果画面の「次に測る・確認すること」の表示にのみ使用し、 金額計算には一切使用しません。 計算はすべてブラウザ内で行われ、入力値は保存・送信されません(詳細は プライバシーポリシーをご覧ください)。
シミュレーターが示さないこと
本シミュレーターは、以下のいずれも示すものではありません。
- 現在のプレゼンティーズム損失率・損失額の実測値や推定値
- 健康課題と経営指標のあいだの因果関係
- 特定の施策を実施した場合の効果
- 投資対効果や、会計上確定した損失額
- 医学的な診断・評価・治療方針
表示される金額は、意思決定の出発点となる「議論のための仮定上の規模感」であり、 会計上・医学上の根拠として用いることはできません。
詳細測定の必要性
企業固有の実態——主に仕事へ影響している健康問題、健康問題を抱えながら出勤した勤務日数、 健康問題がある日の仕事量・仕事の質、健康理由による欠勤状況——は、 仮定に基づく感度分析では確認できません。
WELTAでは、SPQ(就業中パフォーマンスを全社規模で実測する調査)とQQ method(健康問題の業務影響日数と、その日の仕事量・仕事の質を尋ねる測定手法)、 および健康理由による欠勤情報を用いた詳細測定により、 健康問題別の人件費換算参考額と優先施策の選定につなげる予定です。 本シミュレーターは、その詳細測定に進むべきかどうかを検討するための入口として位置づけています。